催眠術をやりながら、色々とお勉強もしているので、自分自身を戒めしめたり、自制する意味でも
「奴隷」
にならないよう、タイトルは自分に言っていることなので、気にしないで下さいね。
奴隷とは一体なんの奴隷なのか?
昔のカースト制度といった身分制度が設けられていて、その中でも「奴隷」というのは一番下の身分とされています。
ここで書いていく「奴隷」とは、社会的な地位のことではなくて、精神の発達段階を示すものとしてのことであって、それがどういうものなのかを書き記すのです。
その、精神の発達段階での最初の状態というのは、
欲望の奴隷
になります。
それというのは、簡単に言えば
寝たい時には寝る、疲れた時には頑張らない
手かせ、足かせがあるように、何か行動として自分がやろうとしても、
「でもさぁ…」
「だってさぁ…」
「オレは○○だし、こんなのだし…」
と、文句ばっかり言っている。
これが欲望の奴隷です。
お金の奴隷
お金の奴隷とは、お金を稼ぐことに興奮を覚えてしまう人になります。
得たお金を、「欲望のため」に贅沢をしたりだとかに使ってしまうことで、
これは贅沢することが悪いことでは無くて、欲望のままに使うという事であります。
奴隷のステージいる人の働き方
この奴隷の人たちの働き方とは、生活のために
「イヤイヤ」
「しかたなく」
働いているような状態です。
何か問題が起きると人のせいにするのも特徴的で、
「だってあの人が○○だったし…」
アドバイスを求めておいて
「言われたとおりにやったのに、稼げなかったじゃないですか!」
と文句をいいつつ、ふたを開けてみれば言われたことをやっていなかったりする訳です。
疲れたらあきらめて、眠かったら眠ったりと
継続ができない
そんな働き方になります。
与えるよりも、もらう、奪うが9割
そのため、
給料さえもらえたらいい、
給料に見合わないと思う仕事はやらない、
そして、自分の義務は果たさないのに
自分の権利をやたらと主張してくる
といった、まるで氷のような融通の利かない冷たい人です。
例えば、
仕事のシフトを組む時には、自分の予定を真っ先にぶち込んで、他の人のことなんかはまったく考えない。
ということで、こうやって書き出してみると奴隷というのはとんでもなない人でしかないですね。
とはいっても、そのような人たちは周りにいっぱいいますし、自分自身もそのような状態になるときが多々あるので、それを戒める意味でも書き出して、心に刻みつけていると言ったところです。
奴隷のステージより上は、エネルギーが違う
欲望のステージを一番下として、全部で大まかに4つの段階があります。
使命→貢献→自己実現→欲望
の4つになります。
欲望の次のステージとなる自己実現は、簡単に言ってしまえば、自分の好きな事のために頑張れる状態です。
お金も自分の目標のためとか、好きな事のために貯金したりとか自制ができる状態です。
この欲望と自己実現のステージまでは
満足感
を得るためというのが行動のエネルギー源となります。
ただ、これだとエネルギーとしては弱いので、そのさらに上にある貢献のステージになると
充実感
をエネルギー源とするようになります。
こうなると一気に人としての魂のレベルが上がり、エネルギーの量も質も一変するので、奇跡と言われるようなことも引き寄せたりします。
この二つの大きな違いとは
満足感は、相手から受け取ることで満たそうとします。
充実感は、相手に与えることで満たそうとします。
この大きな違いこそが、人生を大きく左右していたのです。
与えることが人生を豊かにしてくれる
アップルの創始者である、スティーブジョブズがこのような言葉を言っていました。
「知っていると思いますが
私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。
私たちは
他人の作った服を着て、
他人の作った言葉をしゃべり、
他人の作った数学を使っています。
何が言いたいのかというと、
私たちは常に何かを受け取っているという事です。
そして、
その人間の経験と知識の泉に何かをお返しできるようなものを作るのは
素晴らしい気分です。」
という事で、ごもっとも!
ということで、自分が奴隷に陥っていないかを常に注意していこうと思っています。

